Haruさん、こんにちは。
幕張新都心店の安田がお答え致します。
100mの局面毎に意識するポイントについて、述べさせていただきます。
①1次加速局面(0~20m)
・重心を低く保ち、膝を股関節を使って地面を押す。
・体は45度の前傾角度を保つ。(自分の足先を見ながら走る意識を持つと前傾を保ち易いです)
・膝を前に運ぶようにして地面にしっかり力を伝える
・前もも(大腿四頭筋)と裏もも(ハムストリング)両方を使う意識を持つ。
②2次加速局面(20~40m)
・視線を少しづつ上げゆき、徐々に上体を起こし、ストライドを延ばしてゆく。
・浮き上がりすぎないように、お尻の筋肉で着地の瞬間に地面をとらえ、重心を前に進める意識を持つ。
・1次加速局面で使った前ももはあまり使わず、主に裏ももやお尻を使う意識を持つ。
③トップスピード局面(40~60m)
・最高速度となり、加速局面は終了するので、これ以上加速しようとする意識は持たない。
・地面を強く蹴り上げる事をせずに、足を地面に置く(下に落とす)ような意識を持つ。
・なるべく接地時間を短くする為、着地した瞬間に、着地足の膝を後ろ足の膝が追い越すように意識する。
・なるべくリラックス。(少し口を空けるとリラックスしやすいです。)
④速度維持局面(60~100m)
・ストライドを延ばす意識は捨てて、ハイピッチを維持する意識を持つ。
・苦しい局面で腹筋が緩んでくる。腹筋を絞めて腹圧を高める意識を持つ。(そうするとで腰の後傾を防ぎ、走りのリズムを維持しやすくなります。)
以上ご参考になれば幸いです。
ご無理せずに頑張って下さい。
回答日:
2016/11/05(土)