楊子さま
スポーツ知恵袋へのご質問、有難う御座います。
スポーツオーソリティ幕張新都心店、アスレティックトレーナーの長谷川が
ご回答致します。
足を痛め、いつ治るか分からない不安を抱えたままとのこと、辛いですね。
以下、情報を整理して対策を練ることをお勧めします。
①再度、自分自身の足首がどの状態かを知る
以前「足を詰めた」際に痛めたとのことですが、それがいつの事なのかも含め、
現時点では痛みが(強く)残り、テーピングも貼り…とのことなので、
当時ケガをしてから、足首の状態が変化している、あるいは別の場所も影響して
悪化している可能性もあります。
また、状態が不明のまま、【コンディショニング】を行うことは専門家としても
難しく、選択肢も狭くなってしまいます。→(休むしかない、など)
「足を詰めた」という説明を上手くすることも含め、再度整形外科で、
現在の足首の状態を把握できれば、対策も取りやすくなります。
また、CTでは分からないが、MRIやエコーでは原因が分かった、
というケースも中にはありますので、
その意味でも再度診てもらうことをお勧めします。
②状態を知ったうえで、コンディショニングの方法を選択する
万が一、骨、軟骨などに傷がついてしまっている場合、
一定期間の休みが必要な場合もあります。
傷んだまま運動すれば悪化しかしないため、安静が必要になります。
休む必要があるほどではない、では何をすればいいのか?
アイシングやストレッチング、筋トレが必要なのか、
そのメニューはどのようなメニューが良いのか、量や負荷はどのくらいか、
毎日行った方がよいのか、患部以外に影響は出ていないか、
患部以外の部分が患部に負担をかけていないか、などなど、
たくさんあるコンディショニングの方法を選択し、対策を行う
必要があります。
いずれにしても、我々アスレティックトレーナーでも、
まずは医学的な情報を基にメニューを作成します。
その情報が少なければ、コンディショニングの方法も内容が薄く、
効果もわからない、という状況になります。
以上、
自分自身の現在の状況を知ることは
この先行うコンディショニングのための情報収集になります。
今現在の状況が分からず、痛い、休む、痛みが引く、がんばる、
また休む、になると、パフォーマンスも落ち、楽しさも減ってしまいます。
仮に安静の期間があっても、きちんとコンディショニングを行うことが
できれば、不安なく、楽しくダンス(体操)も続けることができる可能性が
増します。
もちろん、完全に痛みがなくなることがないかもしれませんが、
様々な身体のこと、自分のことを知ることで、もし痛みが再発しても、
すぐ対策ができる、自己管理ができるようになる可能性が高くなります。
考え方のお伝えになってしまいますが、
いつ治るのか、という不安を払拭するためには、
【今現在の足首の状況をもう一度確認すること】が必要と思われます。
楽しく、不安なくダンス、体操を続けるためにも、
これをよいきっかけに、情報を整理してみてください。
スポーツオーソリティ幕張新都心店
アスレティックトレーナー 長谷川
回答日:
2019/10/06(日)