みいた さま
スポーツ知恵袋へのご質問、有難う御座います。
スポーツオーソリティ幕張新都心店、トレーナー長谷川が回答致します。
膝のケガをされたとのこと、
以下、注意点と今後の対応へのご提案です。
①痛みが残る場合はアイシングを
痛みが残っている場合、患部の【炎症】がまだ続いていることが
予測されますので、軽めでもアイシングを継続することをお勧めします。
②患部の悪化について
打撲だけでも、翌日以降に症状が強くなることがあります。
一方、靭帯や他の組織が傷ついていても、翌日以降痛みが増す場合があります。
靭帯の損傷では、関節の不安定性
【例えば、階段の降りる動作で不安感や怖さ、膝がずれるような感じがある】
を感じることがあります。
また痛みが強い場合は、それだけで歩き方が変化しますので、
一概には言えませんが、打撲でも靭帯損傷でもまずは安静にして、
初期の炎症を抑えることが大切です。
③靭帯損傷等の疑いについて
最終判断は、整形外科で画像診断(MRIなど)の検査を経て、
医師の判断で靭帯損傷かどうかを仰いで頂きたいです。
安静にして痛みも引き、不安定性もなく運動できればご自身の判断で
病院に行かなくてもいいと思いますすが、いずれにしても、
現在の膝の状態を把握するという意味でも、
ご質問にもあるように過去にもケガを経験され、
心配なのであれば、検査を希望されてもよいと思います。
異常なし、あるいはどこかに損傷があれば(損傷の程度を含めて)、
治療が必要なのかどうかも分かり、予後の方針を立てることができます。
④再発予防
ケガをした際、少なからず安静の期間を経て、あるいは
リハビリの期間を経て競技復帰となりますが、
患部及び患部以外のパフォーマンスはケガをしていた期間に
機能が落ちます。
治った→すぐ全力でプレー→またケガ→安静
を繰り返すと、楽しいスポーツも楽しくなくなります。
ケガをしない体づくりをするためにも、
治している間に、【柔軟性を落とさない】
できる限りのトレーニング【体幹など】は実施する、など
復帰した後、パフォーマンスが落ちない、あるいはケガした以前より
パフォーマンスが上がった状態で復帰すると、
楽しさも増し、ケガを予防することの大切さも実感できます。
今後も、楽しくバスケットボールを楽しむことができるよう、
まずは患部の完治を目指し、パフォーマンスを維持して
がんばってください!
スポーツオーソリティ幕張新都心店
アスレティックトレーナー 長谷川亮
回答日:
2019/11/19(火)