ルクさん、こんにちは。初めまして。
幕張新都心店のランニングスペシャリストの安田がお答え致します。
先ず、効果的な自主練習についてです。
レペティションやインターバル等高負荷なトレーニングは本練習で実施されていると思います。
従いまして自主練習を頑張りすぎて、本練習がしっかりこなせないと本末転倒ですので、自主練習は疲労が蓄積しない程度に止めましょう。
その上でお勧めな自主練習が補強運動です。目的は高負荷な本練習を故障なくこなす為の身体作りです。
下記4種類をお勧めします。
①スクワット:50回×2セット
脚の補強運動の王道ですが、速く強く走る為に重要な股関節回りや大腿部周りの筋肉を満遍なく鍛えることができます。お尻を後ろに突き出すようにすることがポイントです。
②ヒップレイズ:30回×2セット
地面を強く蹴り出す為に重要なハムストリングやお尻の筋肉を鍛えられます。両膝を立てた状態で仰向けに寝て腿裏とお尻を持ち上げる、降ろすを繰り返します。
③腸腰筋引き上げ:左右50回×2セット
脚を引き上げる時に重要な腸腰筋を鍛えられます。
直立の状態で両手を壁に付き、片脚の前腿が地面と平行になるまで引き上げます。引き上げた前腿がその高さより低くならないように腿の付け根の筋肉を意識して引き上げた腿を上げ下げします。
④カーフレイズ:50回×2セット
ラストスパートの時に重要なふくらはぎの筋肉を鍛えられます。直立の状態で両手を壁に付き、踵を上げ下げします。速く引き上げてゆっくり降ろすのがポイントです。
部活から帰宅した後に体力に余裕があれば、是非実施してみてください。
次に800mのコツについていつくか紹介します。
①800mは中長距離で唯一のセパレートレーンスタートです。なるべく距離を長く走らなくてすむように、100mのブレイクラインを過ぎたら急激に内側に入ろうとせず、第3コーナーの1レーンに向けて真っすぐ走りましょう。
②ラストスパート前迄の理想的なポジションは1レーンを走っている先頭ランナーの少し外側です。その位置取りをすることで、余計な走行距離を最低限に止めながら、スピードアップの際、ポケットに入るリスク少なく外から抜くことができます。
③ラストスパートは急ぎすぎないことです。ラスト1周の鐘を聞いても決して焦らず我慢し、最後の100~150mで一気にラストスパートしましょう。
以上少しでもご参考になれば幸いです。
ご無理せずに頑張って下さい。
応援しております!
回答日:
2021/05/14(金)