ガンバ・ラルさん、こんにちは。
幕張新都心店のランニングスペシャリストの安田がお答え致します。
変化走についてですね。
変化走は別名ウェーブ走とも言われています。急走と緩走を繰り返し実施するという意味ではインターバルと似ていますが、
急走のペースはインターバル程上げない代わりに緩走のペースをインターバル程落とさずに耐えるという点が違いです。
インターバルでの主目的が心肺機能の向上であるのに対し、変化走の目的はスピード持久力の向上です。
スピード持久力向上という意味ではペースランニングも同様ですが、ペースの上げ下げがある分同じ平均ペースであれば変化走の方がきついです。
緩走のペースをそれ程落とさないことにより、マラソンで粘る力がつき、レース後半で失速を防ぐのに効果的です。
今回ご報告いただいたラルさんの変化走の内容の評価ですが、サブ3.5を狙う上では十分なスピードレベルだと思いますが、敢えて修正するとすれば下記2点です。
①急走区間のペースと緩走区間のペースをしっかり決めて守る
今回の内容ですと最初の1Kは突っ込んで入り、後半に成る程ややジリ貧な内容になっています。
レース後半の粘りを養う練習ですので、前半と後半で大きくペースがブレるのはあまりお勧めできません。
②マラソン練習としては距離が短い
私個人的には、フルマラソンを目的とした変化走であればトータルで最低10Km位は走った方が良いと思います。
上記2点を踏まえた上で変化走の修正メニューをご提案します。
①1K4分20秒⇔1K4分50秒の設定をできるだけ守る。
②急走1K,緩走1K計2キロを5~6回繰り返す。
以上少しでもご参考になれば幸いです。
こらからもご無理せずに頑張って下さい。
応援しております!
回答日:
2021/06/29(火)